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パンケーキブームでHanakoからSweetまで色々特集を見てきたが現在発売中の「珈琲時間」のパンケーキ特集はかなりいい。ブームとして紹介する場合広く浅くパンケーキ店を紹介することになり私のようなパンケーキ情報を見まくっている人間にとっては既知の情報が多かった。「珈琲時間」は買うべきです。
目次
珈琲時間の掲載店
長くなるので先に掲載店を紹介。hara19.jpからみじんこやミモザ、後はトミナガユキコさんの「パンケーキ・ノート」に載っているお店かな。いずれも味に外れの無い、あるいは取り上げるストーリーのあるお店で珈琲専門誌だけあるな、と。ファッション誌のパンケーキ特集だとどうしても純喫茶より若い女性受けする店が選ばれがちだがバランスが取れている。
七里ガ浜・bills / 表参道・カフェカイラ / 梅ヶ丘・リトルツリー / 湯島・みじんこ / 江ノ島・エッグスンシングス / 恵比寿・アクイーユ / 茅場町・珈琲屋 / 外苑前・香咲 / 横浜・パンケーキリストランテ / 浅草・ミモザ、「首都圏の名物ホットケーキ」として鎌倉・イワタコーヒー / 八幡山・ルポーゼすぎ / 南千住・オンリー / 平井・ワンモアがセレクトされている。
その他京都・スマート珈琲 / 大阪・雪ノ下工房 / 大阪・丸福珈琲店など首都圏以外も掲載されているが省略。
珈琲時間のパンケーキ特集がいい所
写真もテキストも編集も良い、と言ってしまうと褒め過ぎだろうか。
各店10点以上の豊富な写真
メニュー各種、ドリンクにカップ(珈琲雑誌だし!)、オーナーの調理風景、店内、看板などお店の全体像を把握しやすい。日本ではホットケーキ=おやつとして定着してきた経緯もあって専門店が少なく純喫茶・カフェ・ホテルに海外系など出自が様々。パンケーキ写真だけではなく大人な雰囲気なのかカジュアルな雰囲気なのかわかるのは大事なポイント。
各店オーナーやシェフの名前入りコメント掲載
広報資料のリライトではなくご本人から「こういう意図でこうしている」と語られていて親しみが持てるし特集として取材を入れただけの付加価値が付いている。例えば浅草のミモザ。元々3段のホットケーキが6段のタワーになって話題になったのだが「スカイツリーが400mに達すると4段に、500mで現在の5段になった。」「完成したスカイツリーは645m。だから、一番上にカルピスバターをのせて6段にしました。」と経緯が語られている。ちゃんとスカイツリーの高さに合わせていたとは知らなかった。
目次構成
表紙に七里ガ浜・billsを持ってきて冒頭で「海とアイスコーヒーとパンケーキ」のキャッチコピーで導入とし。続いて「海とあるカフェ」で海辺にあるカフェを巡る旅。第二特集でメインの「パンケーキの美味しい喫茶店」が登場する。
- 七里ガ浜→第一特集の海岸沿いのカフェ
- パンケーキブームの発端となったbills→第二特集のパンケーキ
という二重のリンクがズルい(褒め言葉)。
▼万惣系ではメープルシロップそのままではなく黒い自家製シロップだが普通に写真を撮ると写らない。ので、かけている所を撮ったという意図の写真だとすればわかっている感ある。
七里ガ浜・billsのふわふわリコッタパンケーキ
現在のパンケーキブームにbillsが果たした役割は大きくて、オヤツなイメージのホットケーキに対してパンケーキは朝食にも食べるよ、というライフスタイルを持ち込み、「世界一の朝食」というキャッチコピーと共に海外のパンケーキ店を持ち込むスタイルを確立し、今流行っているリコッタパンケーキを持ち込んだのもbillsである。
そういう文脈でbills一号店である七里ガ浜を表紙に選んだのはわかっているな感ある。
表参道・カフェカイラのカイラ・オリジナル・パンケーキ
ゴールデンウィークにはパンケーキブームがピークに。カフェカイラの行列がGYRE最上階に達するという話もあり、今一番並ばないと入れない店の1つ。予約不可なのでお早めにどうぞ。
エッグスンシングスと同じハワイのパンケーキ店だが最初はスカイツリーの近所に出店、行列が長くなりすぎて表参道GYREへ移転してきた。
>> 原宿カイラのパンケーキ
梅ヶ丘・リトルツリーのホットケーキ
想い入れがある分記事にできていない梅ヶ丘・リトルツリー。赤坂ホットケーキパーラーFru-Fullと同じ万惣出身の方のお店。万惣のホットケーキと池波正太郎の話で書いたように美食家の池波正太郎がエッセイに書くなど著名人にもファンが多かった。
ホットケーキの側面を見れば確かに万惣系ではあるけれども木材を多用したリトルツリーの内装にはオーナー冬木さんの個性が反映されており、長く地域に愛される店になると思う。
湯島・みじんこのパンケーキ
東京最強のパンケーキランキングで書いたようにみじんこは個人的に一番好きなカフェ。パンケーキがきっかけで訪れたらホットサンドやフレンチトースト、珈琲などみんな美味しい。混むと困るなあ、と思って最近は紹介していないのだが先週末寄ったら行列していたorz。パンケーキは14-19時の時間限定なので平日はなかなか行けない。
>> 自家焙煎珈琲 みじんこ
江ノ島・エッグスンシングスのパンケーキ
ハワイに本店があって2010年に原宿に上陸。途切れない行列がパンケーキのニーズを明らかにした。エッグスンシングス/bills/カイラ/サラベスの4店がセットで取り上げられることが多い。
>> エッグスンシングス 湘南江の島店(Eggs’n Things)
恵比寿・アクイーユのパンケーキ
恵比寿駅から代官山方面に登っていく坂の途中にあるカフェ。女性率90%近いお店だがパンケーキは2人で食べきれないほどのビッグサイズ。大きい分盛り付けしがいがあるのだろう。4人以上で行くのがおすすめ。
外苑前・香咲のパンケーキ
今から30年前に「香咲」と書いてCASA(かさ)と読ませていたお洒落ネーミング。ハンバーガー食べログ日本一のA&G DINERと同じブロックにある。元々はまかないとして出していたホットケーキが今は定番メニューに。静かな時間を大事にする大人の喫茶店。
>> カフェ香咲
横浜・パンケーキリストランテのパンケーキ
横浜にはbills・エッグスンシングス・コヴェントガーデンなどの有力店があるがコヴェントガーデンが6末で閉店してしまったので横浜でしか食べられないパンケーキ店の筆頭になるだろう。
>> Pancake Ristorante(パンケーキリストランテ)
浅草・ミモザのホットケーキタワー
元々3段だったのに「ほら、スカイツリーもできたでしょ」とタワーにしてしまうのが下町っぽい感じがして好き。写真ではカルピスバターを入れて7段だが、正しくはホットケーキ5段+カルピスバターの6段が正しいらしい。そういう大雑把さも含めて好き。銅板で焼く本格派。
どの駅からも歩く場所にあるので最近までパンケーキが知られていなかったお店。
ルポーゼすぎのホットケーキ
5の付く日はホットケーキの日!京王線八幡山駅の喫茶店「ルポーゼすぎ」では毎月5・15・25日に飲み物を注文した人は通常500円のホットケーキを150円で提供するサービスデーをやっている。そう、5日と言えば今日。GO NOW!!
>> 5の付く日は通常500円のホットケーキが150円!八幡山の喫茶店「ルポーゼすぎ」
というわけで珈琲時間のご購入はこちら!
私が編集に関わったこちらもよろしくお願いします!