横浜中華街にかき氷と分厚いパンケーキで知られる雪ノ下がオープン。原宿・表参道と並ぶパンケーキ激戦区に参戦。「みんなのパンケーキ部」の担当者としてブロガー試食会を開催したのでその様子をお伝えする。雪ノ下さん、ブロガーさん8人でパンケーキ各種にかき氷全種類試食という珍しい機会をありがとうございます。
目次
海外勢の出店も多い横浜のパンケーキ事情
横浜で一番有名なパンケーキ店は元々地元でやっている「パンケーキ・リストランテ」。更に赤レンガのbills、山下公園のエッグスンシングス、シナモンズなどが挙げられる。このうちパンケーキ・リストランテ、シナモンズ、そして今回の雪ノ下の最寄り駅が元町・中華街駅とパンケーキ店が集中している。
雪ノ下とは
雪ノ下は大阪を代表する分厚い系のパンケーキ店で銀座や立川など都内各店も行列ができるなど盛況。分厚い系パンケーキは星乃珈琲店を始めどこでも見られるようになったが
1.分厚い上に美味しい
2.生地の種類が複数ある
3.旬のフルーツを活かしたメニュー
という点で一段抜けている。少し解説すると膨らませるためにベーキングパウダーを多くすると苦味が出たり、焼く時間が長くしっかり目の生地になって食感がいまいち、ということになる。だから分厚い上に生地も美味しい店は珍しいんですね。
季節物「宮崎産紅さつま芋モンブラン仕立て」のパンケーキ
横浜の人にとってご近所になったのも嬉しいがもう1つ楽しみにして欲しいのが季節物のメニュー。パンケーキ専門店では毎月または季節ごとにその時期だけの限定メニューを出している。雪ノ下の場合「旬のフルーツを活かす」という大前提があるから秋は芋だったりりんごだったりがメニューに並んでいる。
紅さつま芋をスイーツ業界秋の定番モンブラン風に仕立てた一品。
もう1つは和梨のパンケーキ。二品とも旬の食材を楽しんでね、という盛り付けになっていることがわかるだろうか。メニューに「新潟土田農園のこだわりの和梨」とあるように「和梨」という大きなくくりではなく農園レベルで仕入元を探すこともあるそうだ。産地や銘柄をごまかす食品偽装が話題となる中目利きに任せている安心感がある。
雪ノ下のかき氷は他の店とちょっと違う
ここ2-3年、かき氷のブームが続いている。削った氷にシロップをかけるのが一般的だが雪ノ下の場合果物を丸ごと凍らせてミキサーにかけている。色が均一なのはそういう作り方だからなのだ。
初めてなら試して欲しい生姜のかき氷
生姜のかき氷は大人な感じで面白い。かき氷という冷たいスイーツでありながら生姜のピリ辛さや身体が温まる的感覚がある。この「黄金生姜」は黄金色が鮮やかで辛味が強い品種だが味は調整してあるので誰でも食べられるはず。
当日体調が良くなかったので写真が少なめですが他の皆さんの記事は「みんなのパンケーキ部」の「雪ノ下 横浜中華街店ブロガー試食会」からどうぞ!