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膨張剤のアルミニウム:ホットケーキは幼児に与えると危険?という話 - 原宿パンケーキ速報
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膨張剤のアルミニウム:ホットケーキは幼児に与えると危険?という話


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「アルミフリーホットケーキ」なるものを目にして調べている。2010年にホットケーキの膨張剤に含まれるアルミニウムが幼児の摂取量制限を超えてしまうのではという報道があり「アルミフリー」をうたうホットケーキミックスも売られているようだ。実際の所はどうなのか。

2010年の朝日の報道はこれ。

膨張剤のアルミ、幼児ご用心 ホットケーキ1枚で基準超
ホットケーキやパウンドケーキを週に1個食べるだけで、幼児ではアルミニウムの取りすぎになってしまう場合があることが東京都健康安全研究センターの調べでわかった。アルミを含む膨らし粉(ベーキングパウダー)が原因らしい。神経系などに影響を与える可能性があり、摂取量を減らす対策が必要としている。
http://www.asahi.com/special/playback/OSK201010220140.html

結論を先に書くと

  • WHOではアルミニウムの1週間の暫定耐容摂取量(PTWI)として1mg/体重1kgとしている。
  • 2010年にホットケーキ1枚で幼児の場合の上記基準を超えてしまうことがわかった
  • 森永、昭和産業などホットケーキミックス大手はアルミフリーに切り替えている

大手はすでに対策済で、森永は賞味期限2012年8月以降、昭和産業(SHOWA)は同2013年4月中旬以降のものはアルミフリー。一部のメーカーでは裏面でアルミフリー、と書いているので心配ならそれを使いましょう、ということでOKだと思う。

#本記事は大筋理解したつもりで書いていますが間違いがあれば指摘してください。

自宅でホットケーキ

目次

追記:厚生労働省が食品のアルミニウム添加物基準作成へ

6/21のNHKニュースで厚生労働省が食品のアルミニウム添加物基準作成の方針を決めた、との報道があった。幼児がおやつに菓子パンやクッキー、ホットケーキを食べるという場面で、幼児は大人の数分の1の体重しかないため、摂取量も数分の一にする必要がある。しかし実際には例えば20kg=大人の1/3から1/4の体重の幼児が大人の半分の量を食べるようなこともあり得る。今まで消費者としてはアルミニウムを含むかどうか判断できない状況だったので表示基準・義務が作られるのが望ましいし「食品に含まれる許容量について基準」が作られるというのは更に踏み込んだ対応と言える。

食品のアルミニウム添加物 基準作成へ NHKニュース

食品添加物としてケーキや菓子パンなどの一部に含まれているアルミニウムについて、子どもたちの一部が国際的な基準を超える量を摂取しているとみられることが分かり、厚生労働省は、食品に含まれる許容量について基準を作ることを決めました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130621/k10015481841000.html

アルミニウムと健康リスク

調べたがアルミニウムには大きな健康リスクが無いという理解でいいと思う。アルミニウムが健康に悪い、という説は金属=体に悪そうという連想から来たデマの類で、マーガリンはプラスチックだから健康に悪い!というデマと似ている。ただし、なんでも取り過ぎは良くない。影響があるかもしれないから予防的に基準作ったよ、程度の話で他の物質と比べ危険性があるから規制する話ではないことは、強調しておきたい。

大前提として食品や水道水にアルミニウムが含まれることは普通にある。アルミニウム関係の基準で言うと厚生労働省は水道水の水質基準で「0.2mg/L以下」と定めている(参照)。

横浜市の資料では”地質中に含まれる最も多い金属元素です。水道では凝集剤として浄水処理に使われています。高濃度に含まれると着色の原因となります。”(参照)となっていて健康よりも着色の方が注目されての基準となっていることがわかる。まあ水に限らず土・空気・動植物など至る所に含まれているのでアルミを摂取しないことの方が難しいはず。

さて大分予防線を張ってアルミが含まれる=即危険ではないことを示した。アルミニウムの人体への影響は良くわかっていないが動物実験レベルでは生殖器や発達神経に影響があることがわかっている。ちなみにアルミがアルツハイマーの原因という説もあったが現在では否定されている。アルミを巡る国内外のリスク評価に興味がある方は参照(PDF)

このように大きなリスクが無い状況なので国内の食品基準では以下のようになっている。

  • アルミニウムは食品添加物として認められている
  • アルミニウム含有量の表示は義務づけられていない

ホットケーキの膨張剤と健康リスク

ではなぜホットケーキ&幼児に与える場合が話題になっているかというと

  • 膨張剤(ベーキングパウダー)由来でアルミニウムが多い
  • 幼児は体が小さい分摂取量も少なくしなければならない

という要素による。

報道では東京都健康安全研究センターの調査で市販ホットケーキミックスやクッキーなど膨張剤を使っている食品のアルミニウム含有量を調べた。結論としてはホットケーキ1枚(ミックス粉50g)でアルミ約27mg、パウンドケーキ一切れ(約50g)で同約19mgであった。

体重16kgと言うと5歳未満な感じですかね。

世界保健機関(WHO)などが定める1週間の暫定耐容摂取量(PTWI)は、体重1キロ当たり1ミリグラム。体重16キロの幼児では16ミリグラムになり、ホットケーキ1枚で1.7倍になる。(朝日新聞同記事)

これを受けて膨張剤にアルミニウムを含まないホットケーキミックスが出てきた訳だ。

膨張剤のアルミニウム:ホットケーキは幼児に与えると危険?という話 by

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