赤坂ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル):万惣系譜のホットケーキ店がオープン!

赤坂万惣系のホットケーキパーラーがプレオープンしたので早速行って来た。神田万惣のホットケーキは池波正太郎の随筆に登場し糸井重里さんも惜しんだ日本のホットケーキの名店だったが昨年閉店していた。赤坂「ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)」は万惣でホットケーキを焼いていた職人さんたちのホットケーキパーラー。オープンおめでとうございます!

グランドオープンはゴールデンウィーク明けで当面はメニューを絞るとのこと。ホットケーキとフルーツパフェが出ている。ナイスミドルの渋い髭のおじ様たちが焼いてくれるのも魅力。場所は赤坂ツインタワーの裏手で赤坂駅か溜池山王駅が最寄り駅。

赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full外観

オープン前からTwitterもやられていて準備の様子を通じて誠実そうな人柄にフォロワーが増えていった。

看板はオープン前日に取り付けが間に合ったもの。入店前にマジマジと眺めるわけにもいかないと思いますけれどお帰りの際にどうぞ。

池波正太郎、糸井重里も愛した万惣のホットケーキ

万惣は160年前の江戸時代に創業、明治43年に宮内庁御用達店に認定など老舗の高級果物店。ホットケーキは昭和5-6年頃からのメニュー。池波正太郎のエッセー「むかしの味」にその万惣が登場する。

神田・須田町の[万惣]のホットケーキを、はじめて食べたのは、たしか、小学二年生のときだから、私は八歳だった。・・・「この店はね、果物屋さんだが徒(ただ)の果物屋じゃない。東京でも指折りの店だ」と、父がいう。「へえ。果物屋にホットケーキがあるの?」「あるどこのさわぎじゃない。万惣のホットケーキは天下一品だ」

万惣のホットケーキと池波正太郎の話という記事を書いたのでそちらもどうぞ。

また閉店を受けて糸井重里さんも惜しむTweetをしている。神田万惣閉店時の経緯は万惣フルーツパーラーと須田町交差点 | GONZO SHOUTS、それを受けたネットの反応はホットケーキを求めて ~万惣事変~ – Togetterで振り返ることができる。とにかく、ホットケーキ好きにとっては基準となる店の一つであったので味が引き継がれていくことは喜ばしい。

万惣ホットケーキの系譜

「ホットケーキパーラー Fru-Full」は万惣系のホットケーキ店としては蒲田シビタス、日本橋花時計、万惣閉店後にオープンした梅ヶ丘リトルツリーに続く4店目となる。私個人はシビタス、リトルツリーのホットケーキをいただいているが万惣の伝統を受け継ぎつつもホットケーキ以外の所で個性が出ているのが面白い。リトルツリーではフルーツは扱っていないがフルフルさんはフルーツパーラーという部分にもこだわりがあるようだ。数が出ないと仕入れも大変そうだが頑張って欲しい。

▼リトルツリーのホットケーキはどんぐりの焼印が入っていてかわいい。
リトルツリーのホットケーキ

プレオープン メニュー / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

プレオープン中はメニューを絞るということで暫定的なもの。マンゴーは入荷状況によって無いこともあるそうだ。

  • ホットケーキ2枚600円。一枚追加するごとに+200円。トッピングのフルーツクリームは200円。
  • フルーツサンドイッチ、アボカドとロースハムのサンドイッチ各1200円
  • フルーツパフェ、チョコレートパフェ、アップルマンゴーカフェ各1200円

ホットケーキ / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

オープン初日ということで空いていたのか注文してすぐホットケーキが登場。当たり前だがホットケーキの側面がリトルツリーとそっくりだ。
赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)のホットケーキ

もっと近寄ってみましょう
赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)のホットケーキにバターを塗って

レシピは同じだがガスか電気かで若干違うらしい。焼き色はリトルツリーより少し強いかも。

別添のバターと漆黒のシロップをかけて。パンケーキは本当は8つ切りにして均等にシロップが染みこむようにするのが通だが撮影甩ということで。
ホットケーキ / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

一口目のサクッとする食感が「あ、万惣系!」と感じさせる。あっという間に食べ終わってしまってしょんぼりするのは美味しかった証拠。いいホットケーキだと思います。
ホットケーキの断面 / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

フツールパフェ / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

元々高級青果店の出自ということでフルーツパフェも頼んでみた。個人的にはフルーツパフェの方が「これはいいものだ」 感があった。普段食べているものより一段良いフルーツを使っているなあ、という印象で新鮮。
フツールパフェ / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

苺、柿、パイナップル、キウイなどが覗いている。
フルーツパフェの盛り付け / 赤坂ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)

ホットケーキパーラー Fru-Fullへの道順

よく迷う人にとっては難しい場所かもしれないのでGoogleMapから簡単に地図を作ってみたので参考にどうぞ。
赤坂ホットケーキパーラー Fru-Fullの地図

Twitterでの反応

赤坂「ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル) 」のホットケーキ:万惣出身者の新店がオープン

赤坂に「ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル) 」がプレオープンする。昨年惜しまれつつ閉店した神田万惣。万惣のホットケーキは糸井重里さんなど著名人のファンも多かったメニュー。赤坂「ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル) 」は万惣出身者が開く新店なので期待できる。

パンケーキ・ホットケーキ界隈では「万惣系」というのは一大流派と言えるだろう。神田万惣閉店前から独立していたのが蒲田シビタス、日本橋花時計。閉店後に新店を構えたのが小田急線梅ヶ丘のリトルツリー、赤坂の「ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル) 」になる。

赤坂「ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)

4月24日(水)からプレオープンで営業時間は11時〜19時ラストオーダー。ホットケーキは600円。

蒲田シビタスのホットケーキ

蒲田の東急プラザに入っているシビタス(CIVITAS)が万惣から独立した店であることは広く知られている。ちょっとオールドな店で全面喫煙可なのが玉に瑕だが市販メープルシロップの店が多い中黒糖っぽい自家製シロップは独自性がある。
シビタスのホットケーキ

梅ヶ丘リトルツリーのホットケーキ

梅ヶ丘リトルツリーは気持ちのいいカフェ。若手のマスターが万惣のレシピそのままにホットケーキを出してくれる。カウンターに座ると銅板で焼いている様子が見られる。木を沢山使ったナチュラルな内装やかわいいどんぐりの焼印も良い。知り合いが初訪問で衝撃を受け2週連続通っていた。参宮橋のももちどりのパンケーキが小田急線では一番と言われているがリトルツリーも週末は行列ができるほど人気が出てきた。
リトルツリーのホットケーキ