トミィのホットケーキ

トミィのホットケーキは抜群にうまい。トミヤマユキコさんのパンケーキ本「パンケーキ・ノート」の冒頭でもトミィがパンケーキ巡りの原点だと語られている。ジタバタするほど美味しいパンケーキ追い求める当サイトからも錦糸町トミィは名店認定しておきたい。

さて土曜の朝、と書いたのはトミィは8時-17時(ラストオーダー1630)で日祝休みなので、土曜しか行けないからだ。私は御近所なのだが週末やりたいことが多くて「そうだトミィ行かなきゃ!」と思い出した頃には営業時間が終っている。そういうことが何回かあったのだ。

#トミィには看板猫がいたのだが先日、死んでしまった張り紙が出ていたようだ。私が行った時も入り口の外で寝ていたのを思い出す。毛並みの良い猫だった。

トミィのホットケーキを激賞する理由

一言でいえば「個性」なんだけれどもパンケーキ店でも特徴が無い、家庭で作るのとそんなに変わらないお店も多い。お金を出して頼むからには分厚さなりふわふわさなり「こいつぁ自分じゃ作れないわ〜」というプロの技を見せて欲しいのだ。

  • 他とぜんぜん違う軽い食感
  • 腰の曲がったマスターが一枚一枚焼き上げる職人技
  • 「ツナバーグ」など独特のメニュー

万惣系や香咲だと一口目にサクッと軽い触感があるがそれが最後まで続く感じ。オープンカウンターなので粉を混ぜている所から全部見られるが眺めても全く秘密がわからなかった。

錦糸町の喫茶店トミィ

この佇まいである。トミィは駅前数分の飲食店が多いブロックにある。スタバやドトールもある中昭和の喫茶店の雰囲気でパンケーキ巡りしなければ一生気づかなかっただろうなと思う。
ホットケーキの店トミィ

カウンター5席、テーブル10席程度の小さな店なのだがこれが意外と良い。窓が大きく朝のやわらかい光が店内を満たしているのだ。

店頭の銅板でマスターが次々ホットケーキを焼き上げている。もうおじいちゃんなのだが寡黙ながらキビキビとしてお元気そう。

常連さんの多い店でフロアのお姉様が「今日はフルーツサンド後数個だったのよ。出るのが早くてね~」みたいな話をしている。打ち解けた会話は下町だなあ、と思わせる。

トミィのホットケーキ カスタードクリーム添え

これがトミィのホットケーキ。歪なのはお玉から落とした形そのままだから。食感はさくさくで軽い。あっという間に食べ終わってしまって「もう無いの (´;ω;`)」となるパターン。

メニューが幾つかあってコーンやフルーツを挟んだものなど目新しい。フルーツサンドは多分パーラーで出てくるフルーツワッフルのホットケーキ版。
トミィのホットケーキ カスタードクリーム添え

トミィのホットケーキ

ツナバーグ / トミィのホットケーキ

ツナバーグとはつまりツナサンドイッチ的なものと思ってもらえば良い。ホットケーキでツナとレタスを挟んだもの。ハンバーガーから連想した造語だろうか?

トミィのホットケーキはあまりにうまいので一瞬で食べ終わってしまう。その失敗から学んで具を挟んだメニューを頼むことにしている。
ツナバーグ / トミィのホットケーキ

ツナバーグの断面 / トミィのホットケーキ

断面だけ見ると普通のホットケーキなのに不思議だなあ。
ツナバーグの断面 / トミィのホットケーキ

コーン入りチーズバーグ / トミィのホットケーキ

コーン入りも食感に変化が出るのでおすすめだ。やっぱりハンバーガーから連想してるよねこれ?
コーン入りチーズバーグ / トミィのホットケーキ

コーン入りチーズバーグの断面 / トミィのホットケーキ

ツナバーグの方は切った状態で提供されるがこれは自分で切ってみた。角の綺麗さから食感が想像できるだろう。
コーン入りチーズバーグの断面 / トミィのホットケーキ

純喫茶好きなら行っておきたい錦糸町ニットのホットケーキ

錦糸町ニットのホットケーキは爪楊枝が目印。THE昭和って感じの純喫茶。メリヤス工場を廃業して喫茶店にしたとかでウェイターさん(そう、蝶ネクタイのウェイターさん!)がニットを着ている。ホットケーキは日本的ホットケーキを極めた感じで分厚くていい佇まい。

3月に訪れていたのだが昨日錦糸町特集だったアド街ック天国に出たと聞いて遅ればせながら記事を公開。

錦糸町ニットの外観

錦糸町のパンケーキと言えばトミィが有名だが純喫茶好きなら駅の反対側のニットにも足を運びたい。駅からは数分。

この佇まい、パンケーキ食べ歩きしていければ入る機会無かったと思う。
錦糸町ニットの外観

錦糸町ニットのショーウィンドウ

古びたショーウィンドウにはちゃんとニット特製「ホットケーキ」がある。とはいえこの食品サンプルで入りたくなる人も少ないだろうなあ…。勿体ない。
錦糸町ニットのショーウィンドウ

錦糸町ニットの内装

純喫茶好きにはたまらないんじゃないだろうか、この内装。
錦糸町ニットの内装

錦糸町ニットのホットケーキ

ニットのホットケーキは厚みもさることながら楊枝が刺さっているのでひと目で区別できる。銅板で焼いていて、磨かれたようなきれいな表面。壁が綺麗なのはセルクルを使っているから。セルクル(型)を使っているからバリを落としてもいいのだがおまけとして付けているのが下町風かな。

これは日本的ホットケーキを極めたものかもしれないなあ。パンケーキとホットケーキの違いで延々と書いたようにパンケーキとホットケーキはメニューとしては同じものだが出てくるものには違いがある。日本では生地が甘いホットケーキミックスがヒットしたことで「家庭で作れる手軽なおやつ」として普及したしお店で出るものもその延長にある。おやつだからご褒美的に厚みで勝負する傾向があって焼き色や表面の綺麗さにこだわる。ニットは厚さ2cm以上の色形整ったホットケーキで正に日本的なホットケーキと言えるだろう。
錦糸町ニットのホットケーキ

ホットケーキの断面

男性向けというかちゃんとお腹にたまる感じ。おやつに食べると夕食が入らないかもしれない。ご近所に評価の高いトミィがあるので味には触れないがニットは昭和の純喫茶の雰囲気とホットケーキのビジュアルを楽しむお店だと思う。
錦糸町ニットのホットケーキの断面

錦糸町ニットのメニュー

錦糸町ニットのメニュー